<佐賀県高校総体>卓球女子団体・敬徳 2年井上、単複で大車輪

卓球女子団体の敬徳は、予選から決勝リーグの5試合をいずれも3-0で制した。他を寄せ付けずに7連覇を飾り、寄谷大輔監督は「持てる力を出してくれた」と評価した。

 優勝が懸かった佐賀商との最終戦は、エース岩室瀬南が貫禄の試合運びで先勝。2年の井上永遠は相手に1ゲームを許したものの、「ボールを自分の回転にして返そう」と切り替えて勝利をつかみ、宮島彩奈とのダブルスでも好連係を見せた。

 団体戦に続けて行われた個人ダブルスはベスト4を独占し、総合力を見せつけた。寄谷監督は「ラリー、レシーブ力を高めていきたい」と全国舞台を見据えた。(松岡蒼大)

卓球女子団体決勝リーグ・敬徳-佐賀商 第1シングルスを制した敬徳の井上永遠。ダブルスにも出場して優勝に貢献した=唐津市文化体育館
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