<レスリング全日本選抜選手権>佐賀県勢は仲里優力(松尾建設)、三浦修矢(鳥栖工高出身)が優勝 仲里は世界選手権の代表権獲得

レスリングの世界選手権(9月・ザグレブ)代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権第3日は21日、東京体育館で行われ、佐賀県勢は男子グレコローマンスタイル97キロ級の仲里優力(松尾建設)と、同フリースタイル70キロ級の三浦修矢(鳥栖工高―育英大)が頂点に立った。仲里は世界選手権の代表権を獲得。三浦はプレーオフで敗れて代表権を逃した。

 男子はともにパリ五輪金メダルでフリー65キロ級の清岡幸大郎(カクシングループ)、グレコ77キロ級の日下尚(マルハン北日本)が22日の決勝に進んだ。

 女子62キロ級はパリ五輪王者の元木咲良(育英大助手)と同五輪68キロ級3位の尾崎野乃香(慶大)が決勝で対戦する。男子グレコ67キロ級のパリ五輪代表、曽我部京太郎(ALSOK)も決勝進出した。

 女子68キロ級は石井亜海(クリナップ)が制した。2021年の東京五輪女子53キロ級覇者の志土地真優(ジェイテクト)は同級3位決定戦に勝った。

 昨年12月の全日本選手権と今大会の優勝者が異なった階級は、世界選手権代表決定プレーオフを実施し、女子53キロ級の村山春菜(自衛隊)、男子フリー70キロ級の青柳善の輔(クリナップ)らが代表入りした。

男子グレコローマン97キロ級決勝で鶴田峻大(下)を破り優勝した仲里優力=東京体育館
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