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車いすテニス国別対抗・女子 日本初優勝、大谷選手(西九州大出身)が貢献

ポルトガルで8日(現地時間)まで開かれた車いすテニス国別対抗戦「The 2022 BNP Paribas World Team Cupポルトガル大会」の女子団体決勝で、日本がオランダを2―0で破り、日本勢女子として初の優勝を飾った。佐賀市を拠点に練習する大谷桃子選手(西九州大―かんぽ生命)が団体メンバー(4人)として出場し、勝利に大きく貢献した。

日本は予選リーグでスイス、ドイツを破った。迎えた準決勝では米国を2―0で下し、決勝もオランダに快勝した。大谷選手はスイス戦を除く3試合に出場した。ドイツ戦ではシングルスと上地結衣選手(三井住友銀行)と組んだダブルスで勝ち、準決勝の米国戦ではシングルスで勝利した。オランダとの決勝では、元世界ランキング1位のジェシカ・グリフィオンを6―3、6―4で下し、チームに勢いをもたらした。

大谷選手は「今まで届かなかった場所にいけた喜びが大きい。個人としては、これまで一度も勝てなかった選手に決勝で初めて勝ち、チームに貢献できたことがとてもうれしかった」と喜んだ。

男子団体はオランダが8度目の栄冠に輝き、東京パラリンピック男子シングルスで金メダルを獲得した国枝慎吾選手(ユニクロ)らの日本は3位だった。(小部亮介)


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