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西九州大学がスポーツ健康科学センター開設 高度な体力測定や分析可能、パラスポーツも

神埼市の西九州大神埼キャンパスに21日、アスリート向けの高度な体力測定や分析を行うスポーツ健康科学センターが開設した。県の「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」の一環で、2024年に佐賀県で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に出場するアスリートの体力や競技力の向上を目指す。

センターには、足や肩など全身の筋力を測る機器やジャンプ時の滞空時間、跳躍した高さを測る機器を備えた。ランニングマシーンは走行距離や酸素摂取量を測定、車いす利用のほか、視覚障害者がガイドランナーと並走できる。国のトップアスリート支援と同等の機器を配置し、記録したデータを世界レベルの選手と比較することも可能。国スポ・全障スポまでは出場選手の利用が中心で、大会後は一般利用も検討する。

開設式で西九州大の福元裕二学長と県SAGA2024・SSP推進局の日野稔邦総括監がテープカットを行った。福元学長は「来年の国スポ、全障スポに向けて、さまざまな体力測定を行い、県内のアスリートが良い成績を残していただければ」と期待した。

スポーツ健康福祉学科の設立10周年記念行事もあり、日野総括監ら3人が登壇、同学科の今後の社会貢献の仕方について議論を深めた。(樋口絢乃)

車いすでも使えるランニングマシーン=神埼市の西九州大神埼キャンパス


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