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熱戦間近、佐賀県勢1000人が気勢 SAGA2024国スポ・全障スポ結団式 SAGAアリーナで開催

SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(国スポ・全障スポ)に出場する佐賀県選手団の結団式が21日、佐賀市のSAGAアリーナであった。両大会の選手・監督ら約千人が、48年ぶりに県内で開催されるスポーツの祭典に向けて士気を高めた。9月5日の国スポ体操競技を皮切りに、約2カ月間にわたる熱戦が幕を開ける。

結団式では各競技団体ごとに大型スクリーンに映し出され、大会に向けた決意を表明した。国スポ・ライフル射撃の姉川新監督(62)は「会期前競技として、佐賀県選手団の起爆剤になれるように頑張りたい」と意気込みを語った。

山口祥義知事は「ここに集まった一人一人の力が重なり合って、最後に『最高の大会だった』と言えるように全力で頑張ってほしい」と激励。国スポ県選手団団長の山口知事からローイング成年女子の國元悠衣選手(26)に、全障スポ県選手団団長の末次康裕・県パラスポーツ協会会長からバレーボール身体(聴覚)の竹下仁選手(18)に、それぞれ県旗が手渡された。

選手団は国スポが955人、全障スポが440人(本部役員など含む)。国スポの本会期は10月5~15日の11日間で、27競技を実施。本会期の前に9月5~17日、9月21日~10月1日の2度の会期前期間を設定し、13競技を実施する。全障スポは10月26~28日に開催され、14の正式競技でそれぞれの記録更新を目指す。

大会は新型コロナウイルスの影響で、当初の予定より1年延期して開催される。国民体育大会(国体)から国スポに変わる「新しい大会」として、開閉会式の演出やナイトゲームの開催など、これまでにない取り組みを実施。応援などに力を入れて、選手だけでなく、競技を見る人、支える人も一緒に楽しめる大会を目指している。(蒲原隆寛)

佐賀県選手団の結団式で、県旗を受け取る国スポ旗手の國元悠衣選手(左)と全障スポ旗手の竹下仁選手=佐賀市のSAGAアリーナ(撮影・米倉義房)


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