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<全国高校女子サッカー>初出場の神埼高校、1回戦で競り負け 北海道文教大付に1―2

サッカーの第33回全日本高校女子選手権は29日、神戸市のいぶきの森球技場などで開幕し、初日は1回戦20試合が行われた。佐賀県代表で初出場の神埼は北海道文教大付に1―2で競り負けて初戦突破はならなかった。

神埼は前半5分に先制を許したが、その後はMF牛島望泉やMF武富咲七が球際で寄せて攻撃の芽を摘んだ。攻撃陣はFW中山美礼を軸に組み立てたが1点が遠く、0―1で折り返した。

後半は立ち上がりからリズムをつかんだ。中山やFW松本夢を中心に好機をつくり、33分に得た左CKのこぼれ球を中山が押し込み同点。その後も粘り強く守ったが、終了間際に失点を喫した。

3大会連続8度目の優勝を目指す藤枝順心(静岡)は近江兄弟社(滋賀)に17―0で大勝した。2大会連続準優勝の十文字(東京)は福井工大福井に1―0、過去5度優勝の常盤木学園(宮城)は松江商(島根)に5―0で勝って30日の2回戦へ進んだ。

大会は52チームが参加。準決勝からノエビアスタジアム神戸が会場となり、決勝は来年1月12日に行われる。

1回戦・神埼-北海道文教大付 後半、クリアする神埼の武富咲七(中央)=兵庫県神戸市


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