<国スポ・冬季大会>佐賀県代表11人が健闘誓う 選手団結団式
秋田県などで開かれる第79回国民スポーツ大会(国スポ)冬季大会に臨む佐賀県選手団の結団式が17日、佐賀県庁で行われた。県代表の選手たちがブルーのジャージーに身を包み、県代表として全力で戦うことを誓った。
県勢はスキーに11人が出場する。式では旗手の稲増秀成(佐賀西高)が県旗を受け取り、選手を代表して西村優希(同)が「佐賀県代表の誇りを持ち、感謝を忘れず堂々と戦う」と宣誓した。
落合裕二副知事は「県内にはスキー場がなく、練習では多くの苦労があったと思う。秋田の地で出場を楽しんで」とエールを送った。
きょうだい3人で出場する中森麟太朗(福岡大)は「“雪なし県”でもできるところを見せたい」と意気込み、栗原ひまり(鹿島高)は「完走を目指して、雪に負けず頑張りたい」と力を込めた。
冬季大会は26日に開幕。スキーは2月13日から秋田県で始まる。冬季大会の参加・競技得点は、秋に滋賀県で開かれる国スポの男女総合成績(天皇杯)に含まれる。(北川尊教)

国スポ冬季大会に向けた佐賀県選手団の結団式で健闘を誓うスキー競技の西村優希(中央)=県庁