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デフサッカー男子日本代表が嬉野市で強化合宿 サガン鳥栖U-18と練習試合

今年11月に日本で初めて開かれる聴覚障害者のスポーツの祭典「デフリンピック」に出場するデフサッカー男子日本代表の強化合宿が、24日から嬉野市のみゆき球技場で開かれている。26日まで3日間の合宿には、社会人や大学生ら24選手が参加。トレーニングマッチなど実戦を通して連係を確認した。

チームは24日に紅白戦を実施。25日には高校生年代でプレミアリーグを戦うサガン鳥栖U-18と30分3本のトレーニングマッチを行った。

2006年から日本代表で活躍する佐賀市出身の江島由高(39)=レプロ東京=は1本目に先発。体を張った守備で相手の攻撃を防ぐと、仲間と手話や身ぶり手ぶりを交えながら声を掛け合い、球際で激しく競り合ってボールをつないだ。

チームは昨年12月にマレーシアで開かれたアジア大会で優勝。今秋のデフリンピックでは世界一を目指す。

チーム最年長の江島は「自分の経験を若い選手に伝えることも役目だが、その前にプレーヤーとしてしっかりチームに貢献したい」と意気込みを語った。吉田匡良監督(42)は「サガンU18のレベルは高く、選手たちにとってとてもいい経験になった。大会までしっかり準備していきたい」と抱負を語った。

チームは同日午後には、県内の女子サッカー選手と練習会などで交流。合宿最終日の26日10時から福岡大とのトレーニングマッチを予定している。合宿はSAGAスポーツピラミッド(SSP)構想の一環で県が誘致した。(蒲原隆寛)

サガン鳥栖U-18とのトレーニングマッチに出場したデフサッカー男子日本代表の江島由高(左、佐賀市出身)=嬉野市のみゆき球技場


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