<柔道・全日本選抜体重別>佐賀商業高校出身・井上朋香が準優勝 筑波大学1年 女子78キロ超級

柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は6日、福岡国際センターで男女計7階級が行われた。

 佐賀県勢は、佐賀商高出身の井上朋香(筑波大1年)が女子78キロ超級に出場し、準優勝した。

 井上は1回戦、上四方固めで一本勝ちした。準決勝は果敢に攻め込み、1分58秒で背負い投げを決めて決勝に進んだ。決勝は、高橋瑠璃(SBC湘南美容クリニック)に残り20秒で有効を奪われ、惜しくも敗れた。

 男子100キロ級は20歳の新井道大(東海大)が初優勝した。決勝は増地遼汰朗(京葉ガス)に延長戦の末、内股で一本勝ち。

 男子90キロ級は昨年世界選手権覇者の田嶋剛希(パーク24)、100キロ超級は太田彪雅(旭化成)がともに3年連続3度目の制覇。

 女子の78キロ級は泉真生(コマツ)、63キロ級は谷岡成美(日本エースサポート)がいずれも初の頂点に立った。70キロ級は田中志歩と寺田宇多菜(ともにJR東日本)が決勝で指導3による両者反則負けで、異例の優勝者なしとなった。

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