来年3月22日に開催される「さが桜マラソン2026」の大会事務局は9月1日から、医師、看護師、救急救命士を対象にしたメディカルランナー100人を募集する。体調不良などランナーの緊急事態に備え、救護活動に協力してもらう。先着順で17日まで受け付ける。

　ランナーの健康状態の観察や参加者への声かけ、初動対応など、健康管理と救護体制の充実が目的となる。緊急時には119番通報し、必要があれば救命処置などを行う。

　募集人数は、医師50人、看護師45人、救急救命士（佐賀県外勤務者のみ）5人。いずれもフルマラソンを6時間以内で完走した経験を持つ人に限る。募集はフルマラソンのみで、ファンランは募らない。希望者は大会ホームページの専用応募フォームに必要事項を入力して申し込む。定員になり次第締め切る。問い合わせ先や詳細は大会ホームページに掲載している。

　大会は佐賀新聞社、佐賀陸上競技協会、佐賀県、佐賀市、神埼市が主催、ミサワホーム佐賀特別協賛。定員はフルマラソン8500人、ファンラン1500人で、ランナーは10月1日から募集する。（北川尊教）