国スポの舞台に佐賀を代表するオリンピアンが帰ってきた。昨年の佐賀国スポで現役引退したセーリングの南里研二（ミゾタ）が、成年男子ILCA7級に参戦。手堅くまとめ3位でレースを終えた。

　競技中心から、仕事中心の生活に変えて初めての国スポ。練習時間もあまり取れない中、「3位以内に入れれば」と目標を設定した。2日目を終えて4位に付けると、最終日は3位の静岡だけを視界に捉えてレースを展開。表彰台をつかんだ。

　満足げにレースを終えた南里は「仕事もそうだし、艇の準備や後片付けなど会社やチームのサポートのおかげで戦えた」と感謝した。（西浦福紗）