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パリ五輪へ「足場固め」 全日本バドミントン複で準V 井上(玄海町出身)が抱負
バドミントンの全日本総合選手権(12月25~30日・東京)男子ダブルスで準優勝した井上拓斗(26)=東松浦郡玄海町出身=が4日、佐賀市の佐賀新聞社を訪れた。29歳で迎える2024年パリ五輪を目指す井上は、今年の目標に「世界ランク8位以内への足場固め」を掲げ、「さまざまな大会に出場する中で、故郷の人の応援が力になることを実感している」と感謝した。
井上は家族の影響で2歳ごろからラケットを握った。玄海ジュニアクラブで全国大会上位に進出し、埼玉県の中学・高校に進学。インターハイ優勝や世界ジュニアダブルス2位に輝いた。社会人の強豪日本ユニシスに入社後も活躍を続けている。
東京五輪の代表選考では世界ランク9位ながら、嘉村健士(唐津市出身)組など日本勢が上位に2チームいたため涙をのんだ。新たに会社の後輩の三橋健也とペアを組み、東京大会に出場できなかった悔しさを胸に、持ち前のスピードとプレーの先を読む力を武器に世界と戦っている。「ダブルスは経験が生きる競技。パリから2大会連続出場で東京の悔しさを晴らしたい」と夢を描く。
パリ五輪の年は、県内を舞台に国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会が開かれる。国体に佐賀県代表として出場したことはなく、「五輪で活躍した後に佐賀のユニフォームを着て恩返しできれば」と語る。千葉県在住。(石黒孝)

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