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<佐賀県高校総体2022>全国切符懸け6405人熱戦 3年ぶりに開会式
高校スポーツの祭典、第60回佐賀県高校総合体育大会が27日、開幕した。新型コロナウイルスの影響で、2年連続中止となっていた総合開会式を実施。選手たちは全国大会の切符を懸けて頂点を争い、6月2日までの7日間、県内各地で熱戦を繰り広げる。
佐賀市の市村記念体育館では、3年ぶりに規模を縮小して総合開会式が開かれ、各校4人ずつが佐賀学園高吹奏楽部の演奏に合わせて入場。県高校体育連盟の牛島徹会長と山口祥義知事が「勝ち負けを超えたかけがえのない価値があることに高校総体の本当の意味がある。高校生が大きく飛躍することを心から願う」と選手を激励した。
選手を代表し、龍谷高男子空手道部の久保田誓也主将(17)と唐津東高女子空手道部の小松千紘主将(18)が「新しいスローガンの下、最後まで全力で競技する」と宣誓した。
大会には、会期前開催となったなぎなたを含む30競技32種目に41校、6405人が出場。第1日は15競技を行い、テニス男子団体で佐賀商が初優勝を飾った。28日は陸上やソフトテニスなど28競技がある。(小部亮介)
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