<柔道・世界カデ選手権>井上朋香(佐賀商業高校)準優勝 女子70キロ超級

23日にクロアチアで開幕した15~17歳の選手が競う世界カデ柔道選手権大会で、女子70キロ超級の井上朋香(佐賀商業高校2年)が準優勝した。井上は「初の世界大会で今の自分が世界でどの位置にいるか実感することができた」と振り返った。

井上は8月の全国総体で中堅として団体の初優勝に貢献。個人78キロ超級でも危なげない戦いで頂点をつかんだ。1回戦でキルギスの選手、2回戦でエストニアの選手に勝利し、準々決勝はポーランドの選手に内股で一本勝ち。フランスの選手との準決勝は横四方固めで抑えこんだ。決勝は韓国の選手と戦い、体格で上回る相手に攻め込んだが一本を取られた。

準優勝に終わり「組み手の甘さや技の弱さが出てしまった。リベンジする機会をもらえれば、次は必ず優勝したい」と力を込めた。(小部亮介)

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