剣道少年男子の佐賀県選抜、31年ぶり優勝 少年女子は2年連続で3位 SAGA2024国スポ
SAGA2024国民スポーツ大会会期前競技の剣道は28日、神埼市の神埼中央公園体育館で少年男女の団体を行った。敬徳高、龍谷高、三養基高の3校の合同チームで臨んだ少年男子の佐賀県選抜は、決勝で福岡と対戦。3―2で勝利し、1993年の東四国国体以来、31年ぶりの優勝を果たした。
敬徳高の笹川大心、小幡真弘選手と龍谷高の野中遥稀、弓翔太選手、三養基高の志岐拓海選手が出場した。1回戦の香川には全勝。準々決勝の兵庫は4―0、準決勝の宮崎にも2―0と、1人も落とすことなく勝ち進んだ。隣県対決となった決勝の福岡は副将までに勝利を決めた。
剣道少年女子の佐賀県選抜は、準決勝で代表者戦の末に福岡に敗れたものの、再び代表者戦にもつれた熊本との3位決定戦で、小川なな選手(龍谷高)が競り勝ち、2年連続で3位入賞を果たした。(鶴澤弘樹)

剣道少年男子で31年ぶりの優勝を果たした佐賀県選抜=神埼市の神埼中央公園体育館(撮影・西浦福紗)