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SAGA2024全国障害者スポーツ大会 閉幕 スポーツの力、広がる共感
SAGA2024全国障害者スポーツ大会が28日、閉幕した。佐賀県内の11市町を舞台に開かれた国内最大の障害者スポーツの祭典には、全国から約6千人の選手団が参加した。「すべての人にスポーツのチカラを」をメインメッセージに掲げた大会では、全力を出し切る選手たちの姿に障害の有無を越えて共感が広がった。434人が出場した佐賀県勢は過去最高の金47個、銀40個、銅46個の計133個のメダルを獲得した。
佐賀市のSAGAアリーナで開かれた閉会式には高円宮妃久子さまが出席され、都道府県と政令指定都市の67選手団や大会関係者ら約9600人が参加した。山口祥義知事から、来年全障スポを開く滋賀県の三日月大造知事に大会旗が手渡された。佐賀国スポから引き継がれた炬火(きょか)は、アリーナの大型ビジョンにガラスの炬火台が映し出され、静かに納火された。
大会のイメージソング「Batons(バトンズ)」を唐津市出身の歌手の鷲尾伶菜さんが披露し、観客もライトを付けたスマートフォンを大きく振って盛り上がった。最後は車いすや白杖を持った選手らが互いの健闘を笑顔でたたえ合い、手を振って別れを惜しんだ。
大会は3日間にわたり、14の正式競技に全国の選手約3400人が出場。正式競技と8のオープン競技、開・閉会式を含め、選手団や観客ら計7万3200人が関わった。(蒲原隆寛)
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