＜柔道・グランドスラム東京大会＞佐賀商高出身の田中龍雅（筑波大）優勝　田中龍馬3位、近藤美月準優勝

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2024/12/08SAGAスポニュース

＜柔道・グランドスラム東京大会＞佐賀商高出身の田中龍雅（筑波大）優勝　田中龍馬3位、近藤美月準優勝

柔道のグランドスラム東京大会第1日は7日、東京体育館で男女計7階級が行われ、男子の73キロ級は佐賀商高出身の田中龍雅（筑波大）が優勝した。60キロ級は決勝で中村太樹（国士舘大）がパリ五輪銅メダルの永山竜樹（SBC湘南美容クリニック）に指導3の反則勝ちを収めて優勝。66キロ級は武岡毅（パーク24）が頂点に立った。

佐賀県勢は、田中龍雅のほか、龍雅の兄で5月の世界選手権を制した男子66キロ級の田中龍馬（佐賀商高出身、SBC湘南美容クリニック）が3位。女子48キロ級の近藤美月（佐賀商高―東海大）が準優勝した。

田中龍雅は1～3回戦を全て一本勝ち。内村秀資（自衛隊）との準決勝は体落としで技ありを奪い、決勝は石原樹（JESグループ）に延長の末に反則勝ちした。

田中龍馬は準々決勝で敗れ、敗者復活戦でブラジル、モンゴルの選手を下した。近藤は準決勝で宮木果乃（日大）に一本勝ちしたが、決勝で古賀若菜（JR東日本）に延長で背負い投げを決められた。

73キロ級でパリ五輪銅メダルの橋本壮市（パーク24）は3位決定戦で敗れて5位となった。

女子の48キロ級は古賀若菜、52キロ級は大森生純（ともにJR東日本）、57キロ級は足達実佳（大阪府警）、63キロ級は嘉重春樺（ブイ・テクノロジー）が制した。パリ五輪代表は出場しなかった。

全階級とも決勝は日本勢対決だった。