柔道・田中龍雅選手をSSPトップアスリート認定 「結果で恩返しを」
佐賀県は世界で活躍するアスリートを対象にした「SSPトップアスリート」に、昨年の柔道世界選手権・混合団体で優勝した佐賀商業高出身の田中龍雅選手(筑波大)を認定した。
9日に認定式が開かれ、山口祥義知事が認定証を手渡した。昨年のグランドスラム(GS)東京大会で優勝、今年のGSバクー大会では5位に入賞した田中選手は「さまざまなサポートをいただき、今の自分がある。結果を出して恩返ししたい」と力を込め、3年後のロサンゼルス五輪での優勝を目標に挙げた。
山口知事は「県民にとって思いがあり、活躍が楽しみな選手。全力を尽くしてこれからも頑張ってほしい」とエールを送った。
県は2018年度からトップアスリートを認定している。年間100~150万円の強化費を交付し、19人を支援している。(横田千晶)
