<全国高校野球選手権>佐賀北高校がサヨナラ勝ち 延長十回タイブレーク、青藍泰斗(栃木)に5-4で勝利 夏の甲子園1回戦

第107回全国高校野球選手権大会第5日は9日、兵庫県西宮市の甲子園球場で1回戦4試合が行われ、佐賀県代表の佐賀北は延長十回タイブレークの末、青藍泰斗(栃木)に5-4でサヨナラ勝ちした。佐賀北の甲子園勝利は全国制覇した2007年以来で、佐賀県勢の白星は23年の鳥栖工以来2年ぶり。このほか、西日本短大附属(福岡)、聖隷クリストファー(静岡)、明豊(大分)が2回戦へ勝ち進んだ。

 佐賀北はタイブレークの延長十回1死満塁で、2番山下泰槻がスクイズを決め、決勝点を挙げた。主戦稲富は粘りの投球で完投した。

 西日本短大附属(福岡)は弘前学院聖愛(青森)に4-3で競り勝ち、聖隷クリストファー(静岡)は明秀日立(茨城)に5-1、明豊(大分)は市船橋(千葉)に6-2で勝利を収めた。

 佐賀北は大会第10日の15日、午後1時からの第3試合で明豊(大分)と対戦する。(嘉村侑香)

青藍泰斗に勝利し、校歌を歌う佐賀北ナイン=甲子園
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