<滋賀国スポ>「チーム佐賀」5位入賞 佐賀県内のライバル校が力合わせ 柔道少年男子

柔道少年男子の佐賀県選抜は、準々決勝で福岡に0-3で敗れ、5位で大会を終えた。蒲原弘行監督は「最高の結果とはいかなかったが、選手たちは『チーム佐賀』として精いっぱい戦ってくれた」とねぎらった。

 普段は県内でしのぎを削る佐賀商高と佐賀工高の選手たちが一つのチームとなり、大会に臨んだ。初戦の2回戦・静岡戦では、先ぽうの牧志龍(佐賀工高)が鮮やかな袖釣り込み腰で一本勝ち。さらに全国高校総体準優勝の小畑永吉(佐賀商高)も技ありで競り勝つと、8強入りを果たした。

 準々決勝で今大会を制した福岡に敗れはしたものの、佐賀の代表として最後まで果敢に攻める姿勢は見事だった。

 主将を務めた牧は「普段はライバルの選手たちと合同練習などで高め合い、本大会を迎えることができた。試合も声を掛け合い、力を出し切った。悔いはない」とすがすがしい表情で話した。(蒲原隆寛)

柔道少年男子2回戦・佐賀-静岡 先ぽうの牧志龍(佐賀工高)が袖釣り込み腰で一本を奪う=滋賀県長浜市の湖北THGツインアリーナ

BACK TO TOP