<九州実業団駅伝>佐賀県勢2チーム、ニューイヤー切符 ひらまつ病院6位、戸上電機製作所9位
元日の全日本実業団駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の出場権を懸けた第62回九州実業団毎日駅伝競走大会が3日、大分県佐伯市の佐伯中央病院陸上競技場を発着点とする7区間(89・3キロ)のコースで行われた。佐賀県勢はひらまつ病院(小城市)が4時間21分33秒の6位で3年連続7度目のニューイヤー駅伝出場を決め、戸上電機製作所(佐賀市)は4時間26分22秒の9位で2年連続6度目の出場権を獲得した。
ひらまつ病院は、2区(18・3キロ)の栃木渡が5位でたすきをつなぐなど上位でレースを展開。5区(15・5キロ)の荻久保寛也が区間新の快走を見せると、最後はアンカーの上野裕一郎が2人をかわして6位でゴールした。戸上電機製作所は1区(12・8キロ)の吉山侑佑が首位と7秒差の5位と力走。2区の山﨑諒介も区間4位と好走して流れをつくると、最後まで粘り強くたすきをつなぎ、9位で全国切符をつかんだ。
大会にはオープン参加を含む20チームが出場し、三菱重工(長崎)が4時間19分6秒で8年ぶり3度目の優勝を果たした。佐賀県勢では、佐賀陸協選抜が4時間49分11秒の17位、KRP ELITE(佐賀市)は4時間49分13秒の18位だった。
ニューイヤー駅伝は来年1月1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロのコースで行われる。(蒲原隆寛)