<ニューイヤー駅伝>佐賀県勢が奮闘 ひらまつ病院が23位で最高順位更新、戸上電機製作所は39位

「ニューイヤー駅伝 第70回全日本実業団対抗駅伝競走大会」は1日、前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間100キロに40チームが参加して行われた。佐賀県勢は、ひらまつ病院(小城市)が4時間52分27秒で23位に入り、県勢として最高順位を更新した。戸上電機製作所(佐賀市)は4時間58分52秒の39位で、チームのベストタイムを更新した。

 7年連続7度目の出場のGMOインターネットグループが初優勝を果たした。ロジスティードがチーム史上最高の2位で続き、2年ぶりの制覇を狙ったトヨタ自動車は3位だった。

 ひらまつ病院は、2区の荻久保寛也が区間7位と好走。一時順位を11位まで上げたが、後半に順位を落とした。戸上電機製作所は、1区で38位と出遅れたが、最後まで粘り強くたすきをつなぎ、39位でゴールした。

 大会新記録での優勝と計17個の区間新が飛び出す高速レースに食らいつき、佐賀県勢として最高位を更新した。ひらまつ病院は目標の15位以内には届かなかったが、4時間52分27秒で昨年より順位を一つ上げて23位でフィニッシュ。エース区間2区(21.9キロ)で7位と好走した荻久保寛也は「どのチームも強い」と短い言葉で白熱のレースを振り返った。

 1区(12.3キロ)では、昨年チームに加入した三田眞司が力走した。昨年の世界選手権に出場した森凪也(Honda)や三浦龍司(SUBARU)らがリードする先頭集団の後方にぴたりと付き、最後まで粘ってレースをつくった。続く2区の荻久保も、22人抜きで区間新を出した吉田響(サンベルクス)を追う意地を見せ、自身も12人抜きで11位まで順位を押し上げた。

 しかし、それ以降は毎区間で区間新が出るような速い展開に付いていけず、チームは後半に失速。一時は8位入賞の背中も見えたが、5区以降は強豪の波にのまれて順位を落とした。

 目標とした15位とは、2分11秒の差だった。平石拓也監督は「今回はいい流れを持って来れなかったが、チームの力は確実に上がっている。もっと力をつけて、また来年ここでリベンジする」と締めくくった。(蒲原隆寛)

ひらまつ病院の2区・荻久保寛也(左奥)からたすきを受けて走り出す3区・上野裕一郎(右)=第2中継所
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