<全国都道府県対抗女子駅伝>1月11日号砲 佐賀県女子チーム、昨年超えの20位台前半狙う 大学・社会人が充実、中高生の粘りが鍵に

第44回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会は11日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点とする9区間42・195キロで行われ、中学生から社会人までの選手が都大路でたすきをつなぐ。昨年6年ぶりに20位台に入った佐賀県チームは、力のある大学生や社会人を軸に20位台前半を目指す。

 レース全体の流れを左右する1区(6キロ)には、昨年と同じ小松夕夏(筑波大)を起用する。所属する大学でもエース区間を任され、スタート直後のトラックの混戦にも落ち着いて対応できる走りに期待がかかる。

 2区(4キロ)は山口綾(クラフティア)が出走する。強豪の天満屋から昨年7月に移籍。全日本実業団女子駅伝にも出場した力強い走りで、白石高時代に経験のある区間で勢いを維持したい。

 スピードのある中学生が集う3区(3キロ)は毎年レースが大きく動き出す。各県の中学生エースがしのぎを削り、佐賀は全日本中学陸上選手権1500メートルで4位に入った中野実桜(武雄中)を起用する。

 多くのチームが実業団選手を起用する4区(4キロ)には古澤由奈(大阪学院大)を予定。比較的長い距離を得意とするが、大学入学以降、5000メートルを15分台で走るなど急成長を見せている。

 5~7区は高校生を並べた。5区(4.1075キロ)は京都府の北部に差し掛かり、気温が一段と下がるが、我慢強い走りで区間後半の粘りが期待できる岩谷采音(白石高)を起用する。6区(4・0875キロ)は浮き沈みのない走りができる内野彩愛(佐賀清和高)が担い、昨年も同区間で出場した経験を生かす。

 下り坂の7区(4キロ)は全国高校総体3000メートルに出場した光岡琴奈(白石高)に勝負を託す。持ち味のスピードを生かしやすい区間で力を発揮したい。

 もうひとつの中学生区間の8区(3キロ)は、九州中学駅伝1区で区間賞を取った木寺朋香(伊万里中)に任せる。最終9区(10キロ)はエースの平井見季(ユニクロ)が2年連続で務める。今季の全日本実業団対抗女子駅伝でも走り、中学生の頃から佐賀県代表として走り続けるベテランが今大会、志願してアンカーを担う。

 今大会は大学生や社会人の選手が充実し、目標とする20位台前半でゴールするためには中高生の粘りが欠かせない。水田鳴身監督(白石高教)は「4区までうまく流れ、高校生区間を我慢して20位台半ばを保ちたい。一人で走ることがないようにレースを展開したい」と力を込める。(北川尊教)

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