福島にもエール ホンダカーズ佐賀で初のPV

14日の福島戦に合わせて、佐賀バルーナーズを運営するサガスポーツクラブは、チームの胸スポンサーを務めるホンダカーズ佐賀とともに、佐賀市でチーム初のパブリックビューイング(PV)を実施した。

東日本大震災から10年の節目に、佐賀からバルーナーズと福島にエールを届けようと企画。佐賀市鍋島町のホンダカーズ佐賀鍋島店には、約60人の応募から抽選で選ばれたブースター(ファン)20人が集まり、画面越しにエールを送った。

試合は接戦となり、前半を終えて同点。原加奈美さん(32)は「後半も走り続けて勝利してほしい」と力を込めた。最終第4クオーターは得点の奪い合いになり、会場は一喜一憂。試合後には、逆転勝利を収めたバルーナーズだけでなく、福島の選手にも大きな拍手を送った。

震災当時、東京都に住んでいた村田祐也さん(33)は「震災を思い出すことを継続することが大切だと思った」と話した。(草野杏実)

第4クオーター、ケニー・ローソンの勝ち越しのシュートで喜ぶブースターたち=14日、佐賀市鍋島町のホンダカーズ佐賀鍋島店

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