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早稲田佐賀の専用ラグビー場が完成 旧唐津発電所の一角に天然芝整備

今春創設された早稲田佐賀高ラグビー部の専用ラグビー場が、唐津市二タ子に完成した。九州電力旧唐津発電所の一角で利用されていなかったラグビー場が天然芝に整備され、17年ぶりに復活した。部員たちは芝の感触を確かめながら、初の公式戦となる10月17日の全国高校ラグビー大会県予選(鳥栖工高戦)へ向け、練習に汗を流している。

名称は「早稲田佐賀唐津ラグビー場」で、東城内の校舎から約3キロ西にあり、広さは約7500平方メートル。同社や地域のクラブなどが2004年まで使用し、その後は雑草が伸びた状態だった。早稲田佐賀が九電から借りて4月から5カ月かけ、土を入れ替えて天然芝(高麗芝)を張った。整備費は同校が負担した。

ラグビー部(男子15人、女子1人)は4月に始動し、松浦河畔公園サッカー・ラグビー場や市浄水センター運動広場など複数の場所を借りて練習していた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い適用された「まん延防止等重点措置」が9月12日をもって解除され、13日から新練習場で活動を1カ月ぶりに再開した。

1年生の山下恵士朗さんは「きれいなグラウンドで気持ちよく練習でき、最高で光栄」と満足げ。山下昂大(こうた)監督は「練習場所を転々としながらだったが、これで環境が整い、グラウンドに愛着が湧く。毎日頑張ったと振り返られる場所になる」と期待した。(辻村圭介)

天然芝のグラウンドとして復活したラグビー場で練習する早稲田佐賀高の部員たち=唐津市二タ子


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