<なぎなた・全国高校選抜>佐賀東、堅実な試合運び 総体の悔しさ晴らす

成長の証しをつかんだ全国の舞台になった。九州ブロックを勝ち上がって挑んだ佐賀東は、堅実な試合運びで3位入賞。昨年の準優勝には届かなかったが、競技経験者がいないチームで銅メダルをつかみとった。2年の山﨑菜々美は「(5位に終わった)全国総体の悔しさを晴らせた」と素直に喜んだ。

昨年11月の県大会では牛津に敗れたが、その後の九州大会で出場枠を獲得した。昨夏の全国を経験した山﨑と1年の髙島蛍叶がけん引し、大崩れすることなく勝ち進んだ。江越由季監督は「一戦一戦乗り越えてくれた」とねぎらった。

入賞をつかんだ一方で「1、2位との差は大きい」と江越監督。山﨑は全国での経験を自信に変え「技術面と精神面をもっと磨く」と力を込め、夏の全国切符を懸けてライバルに立ち向かう。(小部亮介)

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