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ボルダリング・通谷律選手(多久高校2年)が連覇 世界ユース選手権
スポーツクライミングの世界ユース選手権のボルダリング決勝が23日、韓国・ソウルであり、多久高校2年の通谷(かよたに)律選手(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)が2年連続で頂点に立った。「昨年王者としてのプレッシャーは1ミリもなかった」と、持ち前の堂々とした登りで優勝を飾った。
通谷選手は予選で六つ全ての課題をクリアして3位につけると、準決勝は1人だけ四つの課題を完登し、トップに躍り出た。決勝では四つのうち二つの成功にとどまり、同じ完登数の2位加藤頼斗選手(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)に迫られたが、挑戦回数の少なさで逃げ切った。
通谷選手は「最低限優勝の中で、結果は出せた。今の目標はワールドカップ(全世代)で勝つこと」と見据えた。(鶴澤弘樹)
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