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佐賀国スポ開幕まで1年 競技力アップ、施設整備着々 宿泊施設確保や駐車場に課題
佐賀県で開催される国民スポーツ大会(国スポ)の開幕まで5日であと1年となる。選手の競技力向上を着実に図り、会場の施設整備も順調に進められてきた。一方、全国から訪れる選手らの宿泊施設の確保など課題も残る。国スポの本会期は2024年10月5~15日で、国体から変わる節目の大会を成功させるために、引き続き準備していく必要がある。
県はSAGAスポーツピラミッド(SSP)構想の一環で競技力向上を図ってきた。成年種別では、選手と企業をつなぐ「SSPアスリートジョブサポ」で就職支援を実施。制度を活用した多くの選手が昨年の栃木国体で躍動し、男女総合(天皇杯)順位は21位で前回大会(2019年)の茨城国体から順位を12上げた。7日に本会期が開幕する鹿児島国体でも活躍に期待がかかる。
国スポは県内全20市町の計63施設で競技が行われ、SAGAアリーナ(佐賀市)が今年5月に完成するなど、大会で使用される多くの施設が新設・改修を終えた。各施設でリハーサル大会を実施し、来年の運営に向けた準備も進めてきた。
選手育成や施設整備が順調に進む中、課題も横たわる。県内のホテル・旅館の客室数は約9500(20年度)で、県の試算では国スポ期間中に延べ17万人の宿泊を見込み、宿泊の確保が急務になりそう。また、競技関係者からは「複数の大会が重なると駐車場が不足して大変」など懸念の声は絶えず、佐賀市のSAGAサンライズパーク周辺の駐車場確保や渋滞緩和の対策を講じる必要もある。
国スポは「する、観る、支える」をテーマに掲げた新しい大会。競技関係者だけにとどまらず、県全体の機運醸成を図り、1976(昭和51)年の「若楠国体」以来48年ぶりに佐賀で開かれる祭典を迎えたい。(小部亮介)
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