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「新しいバルーナーズ楽しみ」 島田チェアマンインタビュー

バスケットボール男子Bリーグの島田慎二チェアマンが25日、佐賀新聞社を訪れ、インタビューに応じた。東京五輪を終えての感想や、今季の佐賀バルーナーズへの思いなどを聞いた。(草野杏実)

―東京五輪でバスケ熱が盛り上がった。

五輪があって機運のいい状況なので来場を呼び掛けたいが、コロナによる微妙な状況で開幕が近づいている。一番つらいのは会場から遠のいた観客が試合を見ないことに慣れてしまうこと。状況が少しずつよくならないと、経営的にもなかなか苦しい。

―東京五輪はBリーグにいい影響を与えたか。

間違いない。12人のうち9人はBリーグ選手。世界のトップ選手とぶつかった経験はものすごく価値がある。練習への取り組み方も変わり、意識も高くなるはず。それは他のチームメートにも伝わるだろうし、Bリーグを強くする大きな一歩になると確信している。

―少しずつ地域にバスケ文化が根付いていく。

わくわくする。スポーツには経済的にも文化的にも大きなチャンスがあり、その中でもバスケは地域の盛り上げへの突破口を切り開けるスポーツの一つと言える。佐賀には全国に誇れるアリーナができる。あとはバルーナーズが成長するだけ。ぜひ地域活性化のシンボルになってほしい。

―今季の佐賀バルーナーズへの期待は。

新加入選手がどう花開くかについては、ヘッドコーチが大事になる。宮永雄太ヘッドコーチはきめ細やかさを持っており、守備を重視する人。安定感のあるチームをつくってくれると思う。新加入選手と宮永ヘッドコーチがどう合わさるか楽しみ。

オリンピック男女の活躍で盛り上がったバスケット競技を、Bリーグにもしっかり還元できればと話す島田慎二チェアマン=佐賀新聞社


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