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<ラグビー全国高校大会佐賀県予選>佐賀工 縦横無尽、31トライ

縦横無尽の分厚い攻めで、節目の全国切符を勝ち取った。佐賀工が213得点の猛攻で40年連続50度目の花園出場を決めた。先制トライを含む5トライを挙げ、攻撃陣をけん引したナンバー8永池海音主将は「相手をしっかりと前で止めターンオーバーし、攻撃につなげる。掲げていたテーマを全員でやれた」と胸を張った。

タックルを受けても容易に倒れない体の強さを生かした突進と横への揺さぶりを織り交ぜ、次々と守備網を突き破った。計31トライを奪った決定力に目が行きがちだが、永池が振り返る通り、体を張った激しいディフェンス、春先から磨いてきたブレークダウン(密集でのボール争奪戦)での強さも存分に発揮。枝吉巨樹監督は「動き出しや反応が良く、自分たちがミスをしても取り返すまでの時間が早かった」と評価した。

チームは春の全国選抜大会で8強入りし、自信を付けた。個人でのトレーニングも怠らず、5~10キロ体重を増やした選手もおり、フィジカルの強さも増した。戦術面にもさらに磨きを掛け、“花園仕様”のチームづくりがさらに加速していく。永池主将は「攻撃をさらに強化し、ベスト4を目指す」と意気込んだ。(古川公弥)

決勝・佐賀工-鳥栖工 前半1分、佐賀工のナンバー8永池海音が持ち込み、先制トライを挙げる=佐賀市のSAGAサンライズパーク球技場


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