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カヌーカヤックペア入嶋と元石組(神埼ジュニアク)U-16日本代表に

互いの動きを感じ取り、どの艇よりも速く-。神埼ジュニアカヌークラブの中学3年生ペア入嶋遥愛(はるあ)=三田川中=・元石暖華(ほのか)=東脊振中=組が、カヌーの「アジア・パシフィック・スプリント大会」にU―16日本代表として出場する。二人とも国際大会は初めて。「周りのペースに支配されず、持っている力を出し切りたい」と意気込んでいる。大会は9月、石川県で開かれる。

二人はそろって中学入学と同時に競技を始め、同クラブで出会った。学校は違うが放課後に週6日、神埼市B&G海洋センターで一緒に練習を続ける。入嶋は強みを「レース後半なっても落ちない持久力」と話し、元石は「体の可動域が広く、柔軟なパドルさばきができる」とそれぞれの特徴をレースにぶつける。

アジア・パシフィック・スプリント大会は日本などのアジア諸国と、オーストラリアなど南半球の選手が出場する。3月22日に香川県であった派遣選手選考会ジュニアの部には、全国各地から標準記録を突破した中高校生が出場した。

二人は一人乗りが専門で、ペアはほぼぶっつけ本番。決勝進出は逃したが、タイムのランキングでU―16年代の2位に食い込み、出場権を獲得した。

普段の練習では基礎体力づくりに励んでいる。毎回カヌー場から日の隈山山頂まで往復4キロを走り込み、懸垂100回をこなす。その後水面に出て10キロパドルをこぐ。

競技を始めて2年で挑む大舞台。元石は「もっと個々の力を磨きたい。試合では2人の呼吸をそろえ、ピッチ(こぐ速さ)を合わせて勝ちたい」と選考会での課題を見直す。入嶋は21日から石川であるヨーロッパ大会選考会に1人乗りで挑む。「香川で負けたライバルを倒し、ここでも出場権を勝ち取りたい」と力を込める。(鶴澤弘樹)

息を合わせてパドルをこぐカヌーカヤックペアの入嶋遥愛(左)と元石暖華=神埼市B&G海洋センター


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