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<セーリング>南里研二(ミゾタ)が全日本選手権2年連続3度目の頂点 一時引退考慮も地元佐賀で再起

11月に神奈川県で行われたセーリングレーザー級の全日本選手権で、唐津西高出身の南里研二(ミゾタ)が2年連続3度目の頂点に立った。昨年の大会を最後に引退を考えていたが、地元佐賀で再起を図った南里は「準備期間が短く、不安もあったが優勝できてうれしい」と喜んだ。

大会は3日間で7レースあり、東京五輪などで日本代表コーチを歴任し、今年6月に「SAGAスポーツコーチ」に就いた宮野幹弘さんと戦術を練りながらレースに臨んだ。2日目まではほぼ順調に進んだが、最終日の第1レースでミスし、ライバルとの差が大きく開いた。「自分がトップを取るだけでは決まらない。追い込まれたレース」となったが、最終レースをトップで走りきり、タイブレークの末に制した。

昨夏の東京五輪に出場した実力者。2015年から三重県を拠点に活動し、百五銀行(三重)に所属しながら競技に打ち込んだ。東京五輪後の三重国体が中止となり、21年の全日本選手権を引退レースと位置付け、優勝で花道を飾っていた。

生まれ育った佐賀県に戻ろうと考える中、県がSAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)で取り組む就職支援を知り、今年11月からミゾタ(佐賀市)に就職した。約1年ぶりにレースに本格復帰した直後の大会で優勝できた一方で、体力や筋力の低下もあり「体をつくり直さなければならない」と実感する。

今大会の優勝で来年8月の世界選手権の出場権を得た。24年パリ五輪の日本の出場枠を懸けたレースにもなる。「まずは枠を取りたい」と南里。その先に2大会連続の五輪出場を見据える。(小部亮介)


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