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<レスリング・全日本選手権>角雅人(鳥栖工高―自衛隊体育学校)優勝、仲里優力(佐賀県スポーツ協会)3位

レスリングの全日本選手権第2日は23日、東京・駒沢体育館で行われ、非五輪階級の女子59キロ級で、五輪2連覇の金城梨紗子(サントリービバレッジソリューション)が優勝した。

佐賀県勢では、男子グレコローマンスタイル87キロ級の角雅人(鳥栖工高―自衛隊体育学校)が優勝を果たし、同97キロ級の仲里優力(県スポーツ協会)が3位に入った。同63キロ級の小柴亮太(鳥栖工高―佐賀中部農林事務所)、女子50キロ級の田中ゆき(県スポーツ協会)はそれぞれ準々決勝で敗退した。

五輪階級は初日に準決勝まで、翌日に3位決定戦と決勝を実施。女子は68キロ級決勝で世界選手権2位の石井亜海(育英大)が65キロ級世界女王の森川美和(ALSOK)を下した。76キロ級は茂呂綾乃(東京・安部学院高)が制した。50キロ級で東京五輪金メダルの須崎優衣(キッツ)が24日の決勝に進んだ。

男子フリースタイル57キロ級は樋口黎(ミキハウス)が準決勝で東京五輪代表の高橋侑希(山梨学院大職)を破り、決勝進出。74キロ級は高谷大地(自衛隊)が2連覇した。

男子グレコローマンスタイル77キロ級で東京五輪3位の屋比久翔平(ALSOK)が初戦の準々決勝、女子57キロ級世界女王の桜井つぐみ(育英大)は準決勝で敗れた。

今大会と来年6月の明治杯全日本選抜選手権で連勝すれば同9月の世界選手権代表となり、勝者が異なる場合はプレーオフを実施。世界選手権で3位以内に入れば、パリ五輪代表に決まる。

男子グレコローマン87キロ級決勝 優勝した角雅人(左)=駒沢体育館


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