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SAGA2024 仲間ときどきライバル なぎなた・内田(佐賀東高)と山口(牛津高)
しのぎを削り合ってきた2人のなぎなた少女が、地元開催となる2年後に向けて大学で力を培う決意を固めている。佐賀東高の内田優(18)=佐賀市=と牛津高の山口真実(18)=嬉野市。大学2年で迎える国スポでのメンバー入りを目指し、挑戦者の気持ちで“先輩”に立ち向かっていく。
小学6年で競技を始めた内田は佐賀東高では主将を務め、8月の全国総体で団体5位入賞に貢献。山口は小学校入学前からなぎなたを握り、牛津高3年の全国総体では個人3位に入った。
ジュニア時代からライバルとして競い合った間柄。「優ちゃんは気迫がものすごい」と自らにない強さを持つ内田を「目標」とする山口。内田は「真実ちゃんと決勝で戦うために練習を重ねた。自分を高める中で必要な存在」と尊敬する。
コロナ禍の影響で、栃木国体が初の国体となった2人は「佐賀」を背負う重圧を感じた。その中で「大人と同じ会場で試合をすることはほとんどない。鍛えた“技”を間近に見ることができた」。高校生と成年の動きの違いなどを肌で感じ、今後の成長の糧にする。
次は少年から成年へとステージが変わる。成年の県選抜メンバーは全国大会で結果を残してきた。技の種類や打突力、何より気持ちの強さで先を走っている。練習会で胸を借りる中で「3手先まで読まれている」(山口)「技をつなげる能力がすごい。追い付きたい」(内田)と、足りない部分に気付きを得ている。
それでも、選手として試合場に立ちたい気持ちは当然持つ。別々の大学に進み、2年生で迎える地元での国スポ。実力のある“先輩”を脅かす存在になるため、新しい環境で技に磨きをかける。(小部亮介)
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