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<バスケットボール・全日本社会人選手権>女子のひらまつ病院、2年連続3回目出場 2月11日開幕 前回3位「経験生かす」
第5回全日本社会人バスケットボール選手権大会は11日、福井県で開幕する。全国9ブロックと開催県の男女の代表各32チームが集い、社会人日本一を懸けて争う。佐賀県からは九州代表として、女子のひらまつ病院が2年連続3回目の出場。関東代表の富士スバル(群馬県)との初戦に臨む。
昨年の大会は交代選手なしの5人だけで挑み、3位入賞した。今回は選手9人で臨む。3枠の九州ブロック代表を懸けた1月の九州大会では、決勝で2度の延長にもつれ込む死闘を制して3連覇。精神力と粘り強さが際立った。「攻めのバスケ」をテーマに全国の頂点を目指し闘志を燃やす。
上背がない分、チームプレーを徹底し、全員で激しく守り攻撃につなぐ。チームの中心は主将の山本と新加入の清水。山本は持ち味の3点シュートで得点を狙う。清水はドリブルで自ら切り込み、周りを生かす動きも光る。前回大会を経験した小野、宮本、清本は、声をかけ合いチームを鼓舞する。
チームは「日本一になるための練習」を掲げ、週3回技術を磨いてきた。選手は病院などで働いているため、感染症対策に気をつけながらこの1年、試合を想定した意識の統一を重視してきた。新選手の加入で昨年より力強さを増しており、山本主将は「前回3位の経験を生かし、一丸となって優勝を目指す」と力を込めた。(北川尊教)
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