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<全障スポ・リハ大会>佐賀のパラアスリートが躍動 陸上など個人5競技

10月に佐賀県で開く全国障害者スポーツ大会(全障スポ)の佐賀県代表選手選考を兼ねたリハーサル大会が28日、佐賀市、伊万里市、嬉野市で開かれ、陸上や水泳、ボッチャなど個人5競技で、パラアスリートが金メダルを争った。

126人がエントリーした陸上では、昨年のアジアパラ陸上男子1500メートル知的障害の金メダリスト、大川内健太(伊万里市)が知的障害少年男子の800メートルと1500メートルで2冠を達成した。水泳は柴田健二(多久市)が視覚障害男子の25メートル背泳ぎと50メートル自由形で金メダルを獲得。ボッチャは39人が7組に分かれて競い、知的・精神障害者が出場したボウリングは男女や年代別に分かれて優勝を争った。最多の129人がエントリーしたフライングディスクは、51人が金メダルに輝いた。

今大会は本大会より一回り小さなメダルが準備され、選手と伴走者らに贈られた。選手の選考については、今大会の成績優秀者の中から障害区分や性別、年齢などのバランスを考慮して選出される。個人競技のアーチェリー、卓球と、車いすバスケットボールや知的障害バレーボールなど団体7競技は6月8、9日に唐津市などで開かれる。(蒲原隆寛)

ストライクを出してハイタッチで喜ぶ少年男子の長岡希空(左)=佐賀市のボウルアーガス
陸上男子100メートルで勢いよくスタートを切る車いすの選手たち


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