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サッカーパリ五輪代表・平河悠の母校、佐賀東高校歓喜 出身地の鹿島市では横断幕も
今夏のパリ五輪に臨むサッカー男子日本代表が発表された3日、鹿島市出身の平河悠の母校、佐賀東高では、発表の瞬間をオンライン中継で見守った全校生徒555人が歓喜に包まれた。
生徒は教室などで午後2時からの会見を待った。体育の授業中だった3年生3クラスの約100人は、体育館の大型モニターで視聴。FW陣の最初に平河の名前が呼ばれると、拍手がわき起こった。
一緒に会見を見た同校サッカー部の蒲原晶昭監督は先週、平河から連絡があったといい、「正直、ここ(代表)まで来られるとは思っていなかった」と振り返った。「自分の目標に向かってひたむきに練習した選手。持ち味のサイド攻撃に期待したい」と教え子にエールを送った。
サッカー部の田中佑磨主将は「学校の先輩が大舞台に行くことは誇らしい。テレビで応援したい」と目を輝かせた。
出身地の鹿島市では、代表発表直後に市役所横の市民文化ホール「サクラス」に「五輪出場決定」の横断幕が張り出された。松尾勝利市長は「鹿島にとって明るいニュース。日本代表戦のパブリックビューイングを検討したい」と声を弾ませた。(鶴澤弘樹、市原康史)


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