車いすテニスの大谷桃子選手(西九州大卒、かんぽ生命)、パリ・パラリンピック日本代表入り
日本パラリンピック委員会(JPC)は19日、8月28日に開幕するパリ・パラリンピックに派遣する日本選手団を発表した。佐賀県関係では佐賀市を拠点に練習する車いすテニスの大谷桃子選手(28)=西九州大卒、かんぽ生命=が選ばれた。初出場した東京大会に続く2大会連続での選出となった。
栃木県出身の大谷選手は2016年から競技を始めた。18年のアジアパラ大会シングルスで3位に入り、初出場した20年の全仏オープンでは準優勝を飾った。
新型コロナウイルス禍で1年延期となった21年の東京大会では、上地結衣選手(三井住友銀行)と組んだダブルスで銅メダルを獲得した。昨年9月の全米オープンで腰を痛め、3度の手術を経て、今年4月のジャパンオープンで本格復帰していた。(小部亮介)