新着情報

SAGAスポニュース

九電 社宅を選手寮に SSP推進で県と協定

九州電力は、佐賀県内でスポーツに打ち込む高校生アスリートの選手寮の整備に乗り出す。使わなくなった同社の社宅を改修し、県内外の高校生の受け皿として活用することで、県のスポーツ振興に役立てる。2022年度からの受け入れを予定している。

選手育成やスポーツの裾野拡大を目的とした「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」を推進するため18日、県と連携協定を結んだ。
県との意見交換の中で選手寮の不足が課題になっていることを知り、使っていない旧社宅の活用を提案した。想定している建物は佐賀市にあり、数十人が生活できる。県内企業と協力して改修した上で、学校やスポーツ団体を通じて高校生の選手寮として運営する方針。活用する社宅の数などは今後詳細を詰めていくという。
協定には、ラグビーなど九州電力の運動部に所属する現役選手やOB、OGが講師を務めるスポーツ教室の実施なども盛り込んでいる。
18日に県庁で行われた締結式で、リモート参加した九州電力の池辺和弘社長(62)は「スポーツは若い人に夢を与える大きな力がある。地場企業として、一緒に一生懸命盛り上げていきたい」と話した。山口祥義知事は「佐賀県はスポーツで前に出て行きたい。取り組みに賛同してもらえて非常にうれしい」と謝辞を述べた。
県がSSP構想に関する協定を結ぶのは、日本フェンシング協会などに続いて5例目。(草野杏実)

協定書を持って記念撮影する山口祥義知事と九州電力の池辺和弘社長(右)=佐賀県庁


佐賀新聞RSS佐賀のスポーツニュースをお届けします。

2024年11月21日<体操・全日本団体・種目別選手権>瀬口寛太(鳥栖工高)ゆかに出場 佐賀県内男子高校生は6年ぶり 男子団体に国スポ準優勝メンバーも

2024年11月20日<SAGA2024国スポ>SSP構想の定着 トップ選手の存在、刺激や目標に 競技力向上、一過性にせず

2024年11月20日<佐賀バルーナーズ>ガルシアがキューバ代表に選出 11月23日からアメリカップ予選

2024年11月19日デジタル機器 × スポーツ体験 佐賀県立宇宙科学館で秋の企画展

2024年11月19日バスケットボールB1・バルーナーズ、2期連続黒字 2023-24シーズン アリーナ開業効果などで観客数増