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九電 社宅を選手寮に SSP推進で県と協定
九州電力は、佐賀県内でスポーツに打ち込む高校生アスリートの選手寮の整備に乗り出す。使わなくなった同社の社宅を改修し、県内外の高校生の受け皿として活用することで、県のスポーツ振興に役立てる。2022年度からの受け入れを予定している。
選手育成やスポーツの裾野拡大を目的とした「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」を推進するため18日、県と連携協定を結んだ。
県との意見交換の中で選手寮の不足が課題になっていることを知り、使っていない旧社宅の活用を提案した。想定している建物は佐賀市にあり、数十人が生活できる。県内企業と協力して改修した上で、学校やスポーツ団体を通じて高校生の選手寮として運営する方針。活用する社宅の数などは今後詳細を詰めていくという。
協定には、ラグビーなど九州電力の運動部に所属する現役選手やOB、OGが講師を務めるスポーツ教室の実施なども盛り込んでいる。
18日に県庁で行われた締結式で、リモート参加した九州電力の池辺和弘社長(62)は「スポーツは若い人に夢を与える大きな力がある。地場企業として、一緒に一生懸命盛り上げていきたい」と話した。山口祥義知事は「佐賀県はスポーツで前に出て行きたい。取り組みに賛同してもらえて非常にうれしい」と謝辞を述べた。
県がSSP構想に関する協定を結ぶのは、日本フェンシング協会などに続いて5例目。(草野杏実)
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