<全国高校選抜>吉田(牛津1年)、競技歴1年で快挙 なぎなた男子個人3位

なぎなた男子個人に出場した吉田琉星(牛津1年)は、初の全国大会ながら次々と白星を挙げ、3位に輝いた。吉田は「まさかここまで行けるとは思ってなかった」と、好成績に驚きを隠せなかった。

高校入学後になぎなたを始め、競技歴はまだ1年。県内の男子部員は、同学年の土橋凜久と吉田の2人だけで、全国はおろか、県外の大会に出場するのも今回が初めて。全国の舞台で技術を学び、楽しむ気持ちで臨んだ。

吉田は「最初は緊張して震えてどきどきだった」と振り返るが、スネやメンを鮮やかに決めて4試合で勝利を収め、準決勝までたどり着いた。準決勝では二本を奪われて敗れたが、「練習の成果が出て、気持ちと運も味方してくれた」と満足そうな様子だった。

吉田は「もっと技術を吸収して、次は結果に驚くのではなく、自信を持って優勝できるように頑張りたい」と力を込めた。(草野杏実)

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