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ウオーキングフットボール、SAGAアリーナ(佐賀市)で開催 全国障害者スポーツ大会・オープン競技

佐賀県で10月に開かれる全国障害者スポーツ大会(全障スポ)を前に、全障スポオープン競技のウオーキングフットボールが14日、佐賀市のSAGAアリーナであった。東京都や鹿児島県などから8チームが出場。10代から70代までの選手約90人が、年齢や障害の有無に関係なく、一つのボールを蹴って交流を楽しんだ。

ウオーキングフットボールは、歩いて行うサッカーの総称で、高齢者の健康を目的に英国で発祥したスポーツ。佐賀県からはクラブ佐賀(佐賀市)とかわそえシニア(同)、MeWe(ミーウィー)の3チームが出場した。選手たちは健常者や知的障害者、つえや車いすの肢体不自由者らが同じチームでボールをつなぎ、競技を楽しんだ。

脳梗塞の影響で右半身にまひが残る田福直貴さん(32)は広島県から個人で参加。かわそえシニアのメンバーに加わって出場し、「佐賀の人たちがみんな仲良くしてくれて楽しかった」と話した。県内の特別支援学校に通う生徒とその家族らで出場したMeWeの原田耕佑さん(17)=佐賀市=は「初めてゴールが決まってうれしかった」と笑顔で試合を振り返った。

大会は4チームずつに分かれて予選リーグを実施。上位4チームによる決勝トーナメントで優勝を争った。3位までのチームには「肥前びーどろ」が入った大会メダルが贈られた。(蒲原隆寛)

笑顔で競技を楽しむ選手たち。車いすの選手も一緒にボールを追った=佐賀市のSAGAアリーナ


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