<全国高校選抜>佐賀東、攻めの姿勢で3位 なぎなた女子団体

なぎなた女子団体は、佐賀東が堂々の3位に輝いた。全国選抜での入賞は、2度目の頂点に立った2014年大会以来7年ぶり。江越由季監督は「先に攻めるという勢いがよかった」と話した。

佐賀東は2回戦から登場。準々決勝で須恵(福岡)との九州対決を制するなど、3試合すべて3-0で制して準決勝まで勝ち上がった。

準決勝の川辺(鹿児島)戦は、先鋒の内田優が1―2で判定負けしたものの、中堅の米光詩が得意のメンを2本決めて取り返し、大将の德永風香につないだ。德永は相手の反則で優位に立ったが、試合終了まで残り2、3秒のところでメンを打たれ、決勝にはあと一歩届かなかった。

德永は「最後は負けて複雑な気持ちもあるが、いい結果を持って帰れてよかった」。米光も「3人で力を合わせて3位になれてうれしい」と声を弾ませた。(草野杏実)

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