樋口「SSPアスリート」認定 Sクライミングでパリ五輪目指す
佐賀県は4日、スポーツクライミングの樋口純裕(29)=多久市出身=を世界レベルの選手とする「SSPトップアスリート」に認定した。樋口は旧多久東部中在校時に本格的に競技を始め、現在は東京都を拠点に2024年のパリ五輪出場を目指している。9月にスロベニアで開かれたワールドカップ(W杯)のリード競技で初優勝したことを受け、トップアスリートへの認定が決まった。
県庁で行われた認定式で、樋口は「W杯での優勝を糧に佐賀国スポで活躍したいし、パリ五輪では金メダルを取りたい。24年までの短い時間を充実させ、佐賀にいいニュースを持って帰りたい」と気持ちを新たにした。山口祥義知事は「認定できてうれしい。今しかできないことを全力でやってほしい」と激励した。
取り組みは、トップアスリートの育成とスポーツの裾野拡大を目指すSAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)の一環で、選手の実績に応じて支援する。トップアスリートは世界レベルの実力を持つ県ゆかりの選手が対象で、認定は12人目。年間150万円が助成される。(草野杏実)

山口知事(右)から認定証を受け取った樋口純裕=佐賀市の県庁