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高校生アスリート寮が完成 佐賀市の九電社宅を改修
スポーツに打ち込む高校生アスリートの生活の拠点となる選手寮の落成式が12日、佐賀市天祐の同寮で開かれた。山口祥義知事ら関係者約30人が完成を祝い、入寮する選手の成長と活躍に期待を寄せた。
寮は使わなくなった九州電力の社宅を改修したもので、昨年8月に着工した。寮名は「ADmiS ON SAGA(アドミスオンサガ)」。九州電力や松尾建設、佐賀新聞社など9企業による合同会社「SAGAいくすと」が出資し、今後の運営も担う。
落成式では「SAGAいくすと」の山口和彦社長や九州電力の田中徹佐賀支店長が、「この寮から佐賀、日本を代表するアスリートが誕生するよう、スポーツに打ち込める環境を作り上げていきたい」とあいさつ。山口知事は「いつか五輪の金メダリストが原点はこの寮だと言う日が来るのでは」と胸を躍らせた。
鉄骨造りの4階建てで、延べ床面積は管理棟を含めて1756平方メートル。1部屋が3、4人分の個室に分かれ、最大で男子60人、女子24人が入寮できる。敷地内に増築した管理棟内の食堂では、管理栄養士らが健康面をサポート。防犯システムも充実させた。バレーボールや剣道など、県内の各競技団体から推薦され、今春から高校生になる、県内をはじめ関東、関西出身の男女約40人が4月1日から入寮する。主に佐賀市内の学校に通い、2024年に県内で開く国民スポーツ大会などでの活躍を目指す。
九電と県は昨年1月、選手育成やスポーツの裾野拡大を目的とした「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」を推進するための連携協定を締結。「SAGAいくすと」も県と協定を結んだ。(草野杏実)
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