テコンドー濱田が引退 五輪出場3回、「いい競技生活だった」

東京五輪テコンドー女子57キロ級日本代表の濱田真由(28)=佐賀市=が3月31日、現役引退を発表した。濱田は「たくさんの人の力を借りていい経験ができた。いい競技生活だった」と振り返った。

濱田は2012年に18歳でロンドン五輪に出場し、5位に入賞。15年には日本人で初めて世界選手権を制し、16年のリオデジャネイロ五輪にも参戦した。昨夏の東京五輪は初戦の2回戦で敗退し、メダルには届かなかった。

濱田は26日に開いた会見で、「思うようなパフォーマンスや動きができなくなった」と引退の理由を説明。「佐賀県民の方に応援してもらえて、すごく助けられた」と感謝の言葉を述べた。

今後については「これから探していきたい」としている。(草野杏実)

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