陸上・尾山(今村病院)が知事表敬 来年は日本選手権で優勝を
6月に行われた陸上の日本選手権の女子砲丸投げで3位に入った尾山和華選手(今村病院)が7日、佐賀県の山口祥義知事を表敬訪問した。2大会連続の3位となり、「来年の日本選手権では優勝したい」と意気込んだ。
尾山選手は兵庫県出身。現在は鳥栖市に在住し、リハビリのサポートなどの仕事をしながら、競技に励んでいる。日本選手権では15メートル18を投げ、3位入賞を果たした。尾山選手は「3位に入れたことはよかったけど、自己ベスト(15メートル78)を投げられず残念」と振り返った。
山口知事は昨年の東京五輪の事前キャンプで佐賀市を訪れたニュージーランド代表のバレリー・アダムズ選手を例に挙げ、「世界のトップを目標に練習してほしい」と激励。尾山選手は「まずは16メートル台を投げて、さらに記録を伸ばしたい」と話した。(中村健人)

山口祥義知事と歓談する尾山和華選手=佐賀県庁