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畑瀬(佐賀北通信1年)柔道県勢初V 全国高校定通制大会、女子63キロ級

8月7日に東京都の講道館で開催された全国高校定通制体育大会の柔道競技で、佐賀北高通信制1年の畑瀬千愛妃が、女子63キロ級を制した。同競技での佐賀県勢の優勝は初めて。初戦から決勝までの4試合すべてで、1分以内に合わせ技一本を奪う攻めの柔道で、初出場ながら頂点に立った。

弟が柔道をやっていたこともあり、小学3年から佐賀市大和町の大和少年柔道クラブで競技を始めた。城北中に進んだ後も、同クラブなどで練習に打ち込み、中学3年時には県中学体育大会63キロ級で3位になった。

高校への進学を考えたときに、「一度は競技をやめようと思った」が、知り合いから佐賀北だったら、通信制でも続けられると聞いて進学。月に2回ほど、通信制の牧瀬和也教諭が練習相手を務めたり、全日制の部活に参加して汗を流している。

小中高を通して初の全国大会で「初戦が一番緊張した」と、団体戦にも出場していた相手の選手を観察。奥襟をつかもうとしてくる相手に対し、組手争いからタイミングよく払い腰を掛け、横四方固めで勝負を決した。2回戦、準決勝と勝ち進み、決勝では小外刈りで技ありを奪うと、大内刈りで、頂点をつかみ取った。

県に初の快挙をもたらした畑瀬は「初めは実感がなかった」と話し、「来年は一発で技を決めたい」と2連覇を誓った。(鶴澤弘樹)


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