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<箱根駅伝>駒大が8度目V、3冠達成 明大の杉彩文海(鳥栖工高出身)7区区間賞

第99回東京箱根間往復大学駅伝最終日は3日、神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路5区間、109・6キロに関東の20校とオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われ、駒大が10時間47分11秒で2年ぶり8度目の総合優勝を果たした。

昨年10月の出雲全日本選抜と同11月の全日本も制しており、2016~17年の青学大以来史上5校目となる大学駅伝3冠を達成した。

往路首位の駒大は6区の1年伊藤蒼唯が区間賞でリードを広げ、その後の4人も区間5位以内と安定し、2位の中大に1分42秒差をつけた。中大が2位以上となるのは総合優勝した1996年以来。総合2連覇を狙った青学大は3位だった。

国学院大が4位で、前回2位の順大が5位。6位以下は早大、法大、創価大、城西大と続き、10位の東洋大までが来年のシード権を得た。11位は東京国際大。

佐賀県関係では、7区(21・3キロ)で明大の杉彩文海(鳥栖工高出身)が1時間2分43秒で、創価大の葛西潤と並んで区間賞を獲得。8区(21・4キロ)では、順大の平駿介(白石高出身)が1時間4分17秒で区間3位に入った。帝京大の6区(20・8キロ)山田一輝(白石高出身)は区間16位、同じく帝京大の末次海斗(鳥栖工高出身)は9区(23・1キロ)で区間15位。専大の野下稜平(鳥栖工高出身)は8区で区間17位だった。

3年ぶりに新型コロナウイルス禍による応援自粛要請がない中で開催された。来年の第100回となる記念大会の予選会には、全国の大学が参加可能となる。


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