新着情報

SAGAスポニュース

<全国高校選抜>レスリング・鳥栖工、競り負け3位 絶対王者に雪辱ならず

絶対的エースの甫木元起に勝利の火をつなぐことはできなかった。鳥栖工は、昨夏の全国高校総体準決勝で敗れた日体大柏(千葉)にまたも屈した。甫木は「自分のプレーにも納得できない。3位では意味がない」と1勝を挙げるも、主将の顔に悔しさがにじんだ。

準々決勝で東海地区王者の飛龍(静岡)に、最初の4人が勝利し、すぐに4強入りを決めた。だが、準決勝は1、2番手の51キロ、55キロ級がテクニカルフォール負けを喫すなど昨夏の総体王者に序盤から苦しめられ、“最後の砦”の甫木にたどり着く前に4敗した。

それでも、60キロ級の伊藤海里が「自分の番で流れをつくり直す」と昨年全国選抜個人2位の相手に食らいつき判定勝ち。前の試合で敗れていた71キロ級の白川大虎も時間を使ってポイントを守り抜き、ともに1年生が僅差で勝利を収めた。

3月始めに主力の1人で九州65キロを制した松原拓郎が左足をけがし戦線を離れた。一つ階級を上げ松原の代役を担った同じ1年生の前田太晟が準々決勝までを全て勝利するなど、小柴監督は「夏からどの選手も成長している部分がたくさんあった。1年生もいい経験をしてくれた」とねぎらった。

「僅差の戦いになったら、絶対負けない鳥栖工をつくっていきたい」。昨年を超える夏に向け、甫木は静かにうなずいた。(鶴澤弘樹)

レスリング団体準決勝・鳥栖工―日体大柏 相手右足を取り、攻め込む鳥栖工60キロ級の伊藤海里(右)=新潟市東総合スポーツセンター


佐賀新聞RSS佐賀のスポーツニュースをお届けします。

2024年7月27日話の内容やアナウンス、文字に 選手が安心できる手助けを 情報保障サポーター 福岡寿恵さん

2024年7月27日<インターハイ>フェンシング女子団体フルーレ 佐賀商業高校が3位 北部九州総体・全国高校総体

2024年7月26日<インターハイ>佐賀県勢26日の成績 フェンシング女子の佐賀商・西川がベスト8、少林寺拳法は6人が予選突破

2024年7月26日<インターハイ>ソフトテニス女子個人 嬉野高校 石井胡桃・中村旭組 4回戦進出「プレー通用した」

2024年7月26日<インターハイ>フェンシング女子個人フルーレ 西川日湖(佐賀商業高校) 強敵撃破、堂々のベスト8